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セル結合/分割

位置: リボン EGTools タブ → セル結合/分割 グループ

結合セルを扱う機能グループです。スプリットボタン 2 個 — 結合(既定の動作 = 書式なし内容結合)と分割(既定の動作 = 書式なし行分割) — で構成されます。

  • 結合メニュー 9 個(リボン順): 連続値結合 · 内容を残す結合 · 連続値を残す結合 · 書式なし/書式あり内容結合 · 書式なし/書式あり行結合 · 書式なし/書式あり列結合
  • 分割メニュー 5 個: 分割して埋める · 書式なし/書式あり行分割 · 書式なし/書式あり列分割

連続値結合

選択範囲で、縦方向に同じ値が連続する区間を実際のセル結合にします。 並べ替え済みのリストで同じ分類が繰り返される列を見やすくまとめるときに使用します。

動作手順

  1. 結合する範囲(並べ替え済みのリスト推奨)を選択してボタンを押します。
  2. 各列で同じ値が縦に 2 セル以上続く区間を見つけて結合します。 空セルの区間は結合しません。
  3. 複数の列を選択すると階層型で結合されます — 右側の列の区間は、 左側の列のグループ境界で区切られます。たとえば A 列が部署、B 列がチームの場合、 部署が変わる位置でチームの結合も一緒に区切られます。

参考

  • 値の比較は表示値基準です(数式の場合は計算結果基準)。
  • 同じ値の区間のみを結合するため、確認ダイアログなしで進めても値は失われません (Excel の結合規則では左上の値のみ残りますが、区間の値がすべて同じであるため)。
  • 複数の範囲を選択(Ctrl+クリック)すると、範囲ごとにそれぞれ処理されます。

内容を残す結合

選択範囲を見た目だけ結合します。各セルの値はそのまま残るため、 SUMVLOOKUP のような関数やフィルター・並べ替えが引き続き動作しながら、 画面には結合セルのように左上セルの値だけが表示されます。

  1. 結合して見せる範囲を選択してメニューを押します(複数範囲の選択可 — 範囲ごとにそれぞれ処理)。
  2. 内部的に現在のシートを一時ブックにコピーし、コピー側で実際の結合を 作成した後、その書式のみを元の同じ位置に貼り付けます。値・数式はまったく 変わらず、一時ブックは保存せずに自動的に閉じられます。

  3. 見た目だけ結合された状態のため、左上以外のセルの値は画面上で隠れるだけで 削除されません。数式から参照すればそのまま読み取れます。

連続値を残す結合

連続値結合と同じ規則(縦 2 セル以上の同じ値の区間、複数列は 階層型)で区間を見つけますが、実際の結合の代わりに内容を残す結合のように 見た目だけ結合します。各セルの値がそのまま残るため、結合後もフィルター・集計が 値基準で動作します。

  • 選択内の既存の結合セルは(コピー側で)先に分割して値を埋めた後、区間を 計算します。元の値は変わりません。

書式なし / 書式あり内容結合

選択範囲全体を1 つの結合セルにしながら、内容もつなぎ合わせます。

  1. 範囲を選択してメニューを押します。列が 2 つ以上ある場合はセル間の区切り文字を 尋ねます(既定 ,、キャンセルすると終了)。
  2. 行内のセルは区切り文字で、行と行の間は改行で連結されます。空セルは スキップします。数式セルは計算結果のテキストとして結合されます。
  3. 範囲が結合され、連結されたテキストが入ります。結果のセルは文字列表示 形式(@) になります。
  4. 書式なし: セルスタイルを標準に戻し、折り返して全体を表示をオンにします。
  5. 書式あり: 元の各文字のフォント書式 11 種(フォント・サイズ・色・太字・ 斜体・下線・取り消し線・上付き/下付きなど)を記憶し、結合後のテキストに文字 単位で再適用します。

書式なし / 書式あり行結合

選択範囲の各行を上記の内容結合の方式で処理し、行ごとに 1 つの結合 セルを作ります。列が 2 つ以上ある場合は区切り文字を一度だけ尋ね、すべての行で 再利用します。進行状況はステータスバーに表示されます。

書式なし / 書式あり列結合

選択範囲の各列を 1 つの結合セルにします。縦に続く値は 改行で連結されるため、区切り文字の入力はありません。

分割して埋める

選択範囲内の結合セルを解除し、結合されていた値を解除後のセルに再び埋めます。 結合解除後もフィルター・並べ替え・数式参照が値基準で動作するようにするときに使用します。

動作手順

  1. 値を埋める範囲を選択してボタンを押します。セル(範囲)の選択でない場合は、 何もせずにそのまま終了します。
  2. 選択範囲内の各結合セルについて結合を解除し、結合セルが持っていた値を 解除後のセルに再び埋めます。値が空だった結合セルはそのまま空のままにします。
  3. 複数のにまたがる結合だった場合、値は左端の 1 列にのみ埋められます (複数行の結合は先頭列のすべての行に埋められます)。

注意

  • 数式は値に変わります。 結合セルに数式があった場合は計算結果の値が埋められ、 数式は失われます。数式を保存する必要がある場合は、実行前にバックアップしてください。

書式なし / 書式あり行分割

1 つの結合セルに入っているテキストを改行を基準に分割し、上から行ごとに 1 つずつ入れます。内容結合の逆の動作です。

  1. 結合セル(またはセル 1 つ)を選択してメニューを押します。
  2. テキストが改行で分割され、結合解除後の各行に入ります。分割された断片の数が 結合されていた行数より多い場合は、不足分だけ行が挿入されます。
  3. 各対象セルは文字列表示形式(@)になり、行の高さが自動調整(AutoFit) されます。書式ありは元の文字書式を断片ごとに保持します。

  4. 改行がなく分割できる断片が 1 つだけの場合は、案内の後に終了します。

書式なし / 書式あり列分割

1 つの結合セルのテキストを区切り文字で分割し、左から列ごとに 1 つずつ入れます。

  1. 結合セルを選択してメニューを押すと、区切り文字を尋ねます(既定 ,、 キャンセルまたは空の値の場合は終了)。
  2. 断片の数が結合されていた列数より多い場合は列が挿入され、各対象セルには 文字列表示形式(@) + 列幅の自動調整が適用されます。書式ありは 元の文字書式を断片ごとに保持します。

共通の参考事項

実行できない場合

状況 対象機能 案内
セル範囲の選択でない 全体 「セル範囲で実行してください」
テーブル(ListObject)範囲と重なる 連続値結合 · 連続値を残す結合 · 内容結合 · 行/列結合 「テーブル範囲は処理できません」 — テーブル内ではセル結合がサポートされていません
1 行のみ選択 連続値結合 · 連続値を残す結合 「1 行だけは処理できません」
複数範囲(Ctrl+クリック)を選択 内容結合 「一度に処理できるのは 1 つの範囲だけです」
100 行を超える 内容結合 · 列結合 「100 行を超える範囲は処理できません」
すでに結合されたセルを含む 内容結合(全体がすでに 1 つの結合セル) · 行/列結合 「結合済みのセルが含まれています。分割してから実行してください」
1 つの結合セルでない 行/列分割 「結合セルを 1 つだけ選択して実行してください」
分割できる内容がない 行分割 「セル内に改行(Alt+Enter)で分割できる内容がありません」
分割できる内容がない 列分割 「セル内に区切り文字で分割できる内容がありません」

注意

  • 「書式あり」は文字単位で書式を読み取り再適用するため、テキストが長いと時間が かかります。 進行状況はステータスバーに表示されます。文字書式が不要な場合は 「書式なし」の方がはるかに高速です。
  • 内容結合・分割の結果セルは文字列表示形式のため、数値・日付として自動認識され ません。数式があったセルは計算結果のテキストに変わります。